立春近し。
陽の光りの色も、1月の凍てつくような透明さから、
やわらかい暖色を帯びてきたような気がします。
写真は、今朝のMUNI南青山本店の一コマです。

立春近し。
陽の光りの色も、1月の凍てつくような透明さから、
やわらかい暖色を帯びてきたような気がします。
写真は、今朝のMUNI南青山本店の一コマです。
本日がMUNI CARPETESの、2018年最後の営業日です。
今年は、日本各地で様々な災害がありました。
MUNIの本社があります倉敷市もそのひとつです。
ご心配と温かいお言葉をくださいました方には、
改めて心より御礼を申し上げます。
時として胸の痛む出来事が起こることはございますけれども、
感謝の気持ちを忘れずに、
また新たに日々を重ねていきたいと願う年の瀬です。
どうぞ皆様におかれましては、
お幸せな新年を迎えられますよう、心よりお祈り致しております。
年始のご案内
MUNI南青山店・倉敷店
1月5日(土)より通常営業
引っ越しを機に、MUNIをお選びくださったO様。
グレージュの色味が上品な印象のマラルンガのソファに、
淡いベージュのベースカラーに、2色のブルーが華やかなラグを合わせてくださいました。
こちらは、ココ・シャネルがサロンで愛用していた如意文のカーペットを、現代的に再構築したデザイン。
桃や蝙蝠・蓮などの吉祥モチーフが透かしで織り込まれており、
高い意匠性とともに、華やいだ、楽しさのある雰囲気が魅力の一枚です。
くつろぎのリビングスペースには楽しいデザインを、
反対にダイニングテーブルの下には、
モダンなモスグリーンの無地をセレクト。
ひとつの空間の中に、意匠性の異なるカーペットを敷き込んでいただくことで、それぞれのスペースに変化が生まれ、
お部屋で過ごす時間もより楽しくなります。
組み合わせの妙もまた、カーペット選びの醍醐味のひとつです。
お客様のご相談の中で特に多くお受けするのが、サイズの選び方です。
今回はお部屋のラグを選ぶ時に参考になればと思い、
いくつかお部屋の例と一緒にサイズをご紹介させていただきます。
まずはお部屋のイメージをちょっと変えたい、
アクセントが欲しいなぁというときにお薦めのサイズです。
写真1は91x183cmの大きさのものです。
足を乗せるには十分でパーソナルに楽しんで頂けます。
インパクトのあるデザインのものを選んでいただいても、お部屋のアクセントとなるサイズ感です。
こちらは趣味が読書の方をイメージして選んでみました。
ダークブラウンのソファと絨毯のアウトラインの色味を合わせて落着きのある渋い空間にしています。
次に写真2です。
こちらは137x198cmの大きさで2人がソファで楽しんで頂けるサイズ感です。こちらのサイズになるとローテーブルを置いても十分に絨毯のお意匠も見えるサイズになります。
こちらのお家では、絨毯をソファに対して縦に置く事によって、絨毯にも大人1人が座れるスペースができるようになっています。
この2つのサイズはお好みのラグを選んで個性を出してみるサイズくらいではないでしょうか。
最後に写真3は183x274cmの大きさで、ご家族で使われている方の写真です。
このサイズになると、ゆったりとくつろいだ空間を演出し実用性もアップします。床でくつろぐ事が多い方やお子様がいらっしゃる方はこのサイズからがオススメです。
こちらのお家ではお孫さんが遊びに来られた時に寛げるようにと、このサイズのものを選ばれています。
また、LDKのお部屋の方は、ゾーニング効果も期待でき、ダイニングとの空間の仕切りを作ることもできます。
いかがでしたか?サイズは“どのようにお部屋で過ごされたいか”で決めていただくのがベストではないかと思います。皆様のラグ選びの参考にしてみてください。
さて、MUNI南青山本店では12/14(金)-24(月)まで
“カーペットと創る大人のインテリア”
というイベントを開催しております。詳細はHPのトップに告知させていただいておりますが、
ご来店の際に、今あるアイテムの色・素材や、お部屋・ラグの周りに置くアイテムのサイズ、今のお部屋のお写真などを是非お持ちください。
ラグを置いた時のイメージがより具体的になり、お客様に合った1枚をご提案させていただきます。
上記のようなサイズのご相談も承っておりますので、このイベント期間に是非お越しください。
10年以上前に、
骨董通りにMUNI南青山本店があったころからご存知のF様。
折々のタイミングで少しずつ、
MUNIのアイテムを集めていただいており、
今回、ご自宅のお写真を送ってくださいました。
ホワイトが基調の明るい印象のお部屋に、ブラウンの家具と、
ラグやテキスタイルの差し色のブルーが効いていて、
クリーンかつ上品なオリエンタルのムードが漂います。
ひとつひとつの調度からF様の愛着が感じられ、
ご自分の好きなものに、
真摯に向き合ってこられた時間を感じました。
今後もMUNIと一緒に、
お部屋作りを楽しんでいただけましたら、幸いです。
お客様から、クリーニングでチェアラグをお預かりしました。
長年ご愛用頂いて、パイルの毛先もほぐれ風合いよく育っていますが、注目すべきはその色。
MUNIのデザインでは珍しく、赤が使われています。
この赤色は、蘇芳という樹木の心材からとっており、
使用前は紫がかった深い赤色ですが、
染料の特性上、徐々に黄みを帯びたパーシモンレッドに変化していきます。
写真のラグの赤は、新品のラグと比べると、
穏やかで和らいだ印象の色味に
フェードしていることが、良くわかります。
この色の変遷が、何とも言えずかっこいい…!
時間をかけて初めて生まれる、味わいです。
MUNIにお越しの際は、是非、
経年変化していく楽しみも想像しながら、
カーペットをご覧ください。
私事で恐縮ですが、
先日、念願の!MUNIのカーペットを購入しました。
自分には早いのでは…?と躊躇いながらも、
大好きなデザインを使ってみたい!と、一大決心の購入でした。
家でラグを広げてみて、数日。
まだ見慣れない感じも正直あるのですが、
部屋を眺めているうちに、今までにない気持ちが芽生えきました。
(新しく間接照明が欲しいな。)
(今度、あそこの家具を別の場所に動かしてみようか。)
自分が普段過ごす部屋を、もっと居心地良くしたい!
という欲求が、MUNIを入れたことで自然に湧き上がってきたのです。
私自身にとっても新鮮な感覚で、すごく不思議だったのですが…
そういえば店頭でも、お客様から似たようなお話をお聞きしたことがあります。
あの方がおっしゃっていたのはこういうことか…!と、
ひとり大納得した休日なのでした。
これからお部屋作りを楽しめそうで、わくわくしています。
お酒やお茶などの類は、一般的に「嗜好品」と呼びます。
生きていくうえで絶対に必須ではないけれど、
摂取すると心身が高揚する効果があり、五感を使って楽しむもの。
コーヒーやお酒、お香や香水など…
現代、多くのひとが自分にとっての『嗜好品』を持っているのではないでしょうか。
少し前から思うのですが、インテリアにおける絨毯もまた、
嗜好品の位置づけに入るような気がしています。
特に、MUNIのような手織り絨毯は、
世代を超えて付き合っていける分、先の長い楽しみがあります
感じて触れて、ともに時を重ね、もっと好きになっていける。
さらに、デザインのチョイスによって、
持ち主の趣味や人柄がにじみ出たりするのも、面白いところです。
余談ですが、
MUNI南青山本店のショウケースは、
ワインセラーがイメージ源だそうです。
ボトルの並びを眺め、好奇心でワクワクする時のように、
沢山あるデザインの中から、自分好みの一枚を見つける喜びを味わいに是非、お越しください。
10年ほど前から、MUNIのカーペットをいつかリビングに…と
思い続けてくださっていたH様。
新しく住み替えをされたことがきっかけで、
南青山本店にお越しくださいました。
当初は濃い藍地のラグをイメージされていたのですが、
店頭でご覧頂くうち、
爽やかなブルーの蓮花文のカーペットに惹かれてゆき、
こちらにお決めくださいました。
日差しもたっぷり入る明るいリビングに、
優しくてかろやかな、サックスブルーのカーペットがぴったり!
テラコッタ色の丸文がモダンなスパイスを、
そこに同系色のウォルナットのテーブルが更にアクセントとなり、
美しく調和のとれた空間に仕上げられています。
実際のお部屋の写真を拝見していくうちに、
自然と脳裏にH様の笑顔が浮かんでくることもまた、
私達スタッフの大きな喜びです。
酷暑の今夏、H様には是非この素敵な空間で
ゆったりくつろいでいただけたら…と心から願っています。
外出するのも躊躇われるような、酷暑続きの今年の夏。
しぜんと家の中で過ごす時間も
長くなっているのでは…思います。
冷房のきいた部屋で、休日に好きなことをしながら
ゆったりと過ごすことは、いま一番贅沢なことかもしれません。
そんなくつろぐ時間のすぐそばに、
上質なウールがふんだんに使われたMUNIのラグを。
自然染料の優しい色合いで染められたウールは、
目にも涼やかで、
素肌に触れたときの繊細な肌触りは、
筆舌にしがたい心地よさです。
暑さの厳しい夏だからこそ、
思い切ってラグからインテリアをリニューアルしてみてはいかがでしょうか。
今年は、前例のない早さでの梅雨明けとなり、
7月も早々から猛暑の日々が続いています。
朝からギラッと照りつける太陽の陽射しが、痛いほどです。
四季を通じて、太陽の光りの色は様々な変化を見せますが、
その日差しを一身に浴びたラグもまた、
一層豊かな表情を見せてくれます。
よく晴れた午前10時、窓のすぐ外にある植え込みの陰影が、
グリーンの蓮唐草文様のラグに
彩りを沿えているところを捉えました。
Size.61x122cm Design No.093F
Price \286,200(in tax)
外の木々がお部屋に落とす影、
家具や椅子のアーチが描く優美な陰のライン。
部屋の中でひとが生活している、そのことで生まれる動き。
暮らしにまつわる陰影のすべてを受け止めるラグは、
まるで一枚のキャンバスのよう。
暮らしに取り入れていただくことで、
ますます奥深い表情が生まれていくのです。
もう15年以上、MUNIのカーペットをご愛用くださっているS様。
リフォームを期にクリーニングにお預けくださり、
その後、ご自宅でのご様子の写真を送ってくださいました。
ガラスの引き戸で隔てられた、ひとつながりの二間に、
意匠の異なる藍色の2枚を象徴的にしつらえて…
長い時間をかけて大事に使ってくださったラグの、
新品にはない深みを増した表情が、画面上からも見てとれます。
時間をかけ、吟味して集められた器のコレクションなど、
置かれているものひとつひとつに
S様の美意識が感じられるお部屋です。
こんなふうにお使いくださっていることを知ることができ、
感謝の気持ちでいっぱいでいます。
これからも末永くお楽しみいただけますよう、心より願っております。
靴を脱ぐと、すぐ2階への階段が続いている、
少し珍しいつくりのエントランス。
ジンクホワイトの壁に、赤みがかったブラウンの床の色合わせが
モダンで華やかです。
印象的なエントランスに、
深い海や鉱石を思わせるような
複数層のブルーによって織り上げられた、
端正な意匠のブルー・ラグを選んでいただきました。
床とラグの明度が近いため、お互いの色が調和して響きあい、
ブルーの陰影の中から、中央の龍のメダリオンが象徴的に浮かび上がります。
ヴィンテージの北欧家具がお好きで、絵画などの美術品も含め、
ご自身の世界観でお家をしつらえることを楽しんでいらっしゃる
N様ならではの空間が完成しました。
エレガントな曲線を描く蓮唐草のラグの上には、
優しい顔つきの2頭のキリンのオブジェ。
思い切った、意外な組み合わせですが、
普段から芸術に親しまれているT様らしい、
遊び心のきいたお部屋のスタイリングになりました。
写真には映っていませんが、反対側にはグランドピアノがあり、
ピアニストのお嬢様が練習をされるお部屋だそう。
どんな音楽が奏でられているのか…
想像するだけで楽しい気持ちになってしまいますね。
温かみのあるチェリーの床に映える、ゴージャスな存在感を放つ藍色のカーペット。
壁面の、ブルーの大胆なデフォルメの人物画とも呼応し、
まるで太陽と湖のように、
アートとラグが相思相愛の関係性を見せています。
最初は、同じデザインで、反対配色のものをイメージされていたW様。
しかし、実際に敷いてみたところ、
深い藍色のラグがお部屋の空気を一気に華やいだ雰囲気に変えました。
濃いネイビーや濃藍のものは、時に派手すぎる印象になってしまうことがありますが、
MUNIのブルーラグがそうした印象にならないのは、
厳選された素材に、化学薬品を一切用いず、
すべて手作業で何回も染色を繰り返したからこそ。
自然界の様々な色を孕んだ、深い奥行きが感じられるブルーです。
定期的にお店にお顔を覗かせてくださるS様。
ベッドサイドや玄関など、
ご自宅の様々な場所でMUNIをご愛用頂いています。
久しぶりにご友人と一緒にお見えになり、
気に入られたチェアラグ2枚を、ダイニング用にお求め頂きました。
翌日、満面の笑顔で、再度ご来店。
「帰って椅子に敷いてみたら、ぴったりでしたよ!」
モダンなマローネブラウンのダイニングセットに、
色違いのブルーの蓮花文様が映えています。
「夜と朝とでラグの表情が違うのが、またいい」
ほんとうは、ダイニングチェアの買い替えをご検討されていたのが、
チェアラグを敷いてみたら、今のチェアの良さも改めて感じられたのだとか。
急遽、残りの2脚用のラグもお選びくださいました。
ラグを加えることで、
ご自分の築き上げられてきたお部屋の良さが、
出会い直したように、フレッシュに感じられたのかもしれません。
想定外の出会いから、また新たなMUNIをご自宅に迎えてくださったS様。
今後も、MUNIのラグを暮らしの中で楽しんでくださることを願っています。
東洋の美の源流ともいえる明の時代に、宮廷に献上された幻の絨毯クラシカル・チャイニーズ・ラグ。
その美しさにMUNI CARPETSが想いを寄せて30年間作り続けてきた作品群“インペリアル・ライン”より待望の新作を発表いたします。
期間中は、MUNIのコレクションしているクラシカル・チャイニーズ・ラグも同時に展示いたします。
数百年の時の重みに耐え抜いたデザインと磨き抜かれた伝統の技は、現代に強く訴えかけます。
懐かしくも新しい東洋の美。
この機会に是非ともご覧ください。
"THE IMPERIAL"
at AOYAMA GALLREY
10月6日(金)〜10月22日(日)10:00~18:00
Closed 10/10(火),17(火)
Accesse‣http://muni.co.jp/galleries/gm_minamiaoyama.html
「二畳中板入りの小間席にテーブルを入れてのお遊びです。」
と設えのお写真をくださったI様。
籐の敷物にMUNIのチェアラグをコーディネートしてくださいました。
凛と洗練された透明感と、穏やかな雰囲気が調和した贅沢な空間。
秋の夜長に鈴虫の音色を聴きながら、お茶でも頂けたらなんて素敵な時間だろうと想像が膨らみます。
一気に秋めいてきたかと思えば、蒸し暑い日もあり、過ごしにくさを感じる季節ですが、MUNIがあれば暑い日にはさらっと涼やかに、肌寒い日には暖かくお過ごし頂けます。
(「年中心地良いタンヤン・ウールの秘密とは?」
詳しくはこちらからhttp://muni.co.jp/about_muni/column09.html)
これからも季節の移ろいと共に、目にもお身体にも心地よく、MUNIを設えて頂けましたら嬉しいです。
雑誌クラッチマガジンに、MUNI CARPETSが紹介されています。「明時代の幻の絨毯を日本人の美意識で再構築した、懐かしくも新しい逸品」として、MUNIの世界に深く入り込んだ記事を書いてくださいました。クラッチならではのスタイリッシュなビジュアルも見どころです。ぜひお手にとってご覧ください。
ソファの張り替えに合わせて、新しいクッションを…。
そうおっしゃられ、10年ぶりにご来店くださったY様。
お越しになる前からイメージを固められていて、
ベージュトーンでまとめたソファと足元のラグに、
藍の蓮団花文のクッションをチョイス。
柔らかさの中に、凛とした強さ、潔さが光るコーディネートです。
また、ベッドサイドには、草龍文のカーペットをご愛用。
チェストの上のランプとラグのゴールドベージュが、
空間に上品なあたたかさを添えています。
MUNIを使い始めて12年。
「長く愛用できる質の高さとデザインで毎日心潤っており、
我が家の自慢です。」
と、メールに綴ってくださいました。
店頭でも、笑顔でご自宅のMUNIについて語ってくださった姿が
印象的でした。