たなびく たなびく

2016年08月17日

「京都国立博物館蔵・前田家伝来・名物裂」より。

今の暮らしの中でも耳にする「瑞雲」という言葉。
五色の雲は、喜び・幸せを運ぶものとして、日本でも大切に伝えられてきました。
前田家伝来の名物裂の中に、この瑞雲のルーツとなる貴重な絹織物があります。

この雲の文様は、明時代の中国において大切にされ、今なお感じるモダンさは色あせることなく生きています。

少し背筋が伸びるような心地よさと、その中に感じる穏やかな遊び心。
色を抑えたトーンの中に、凛とした爽やかささえも感じます。

2つと同じ表情はない MUNI の CARPET と、
今となっては、手に取ることもままならない明時代の絹織物。
巡り合うこと自体が難しい、というかけがえのない価値を手にする喜び。

たなびく雲に幸せを願い、遊び心と共に受け継がれてゆく文様。
心の赴くまま、手に取ってみてはいかがでしょう。

美しい美術品やその意識は大陸を渡り、脈々と受け継がれ、今なお日本の暮らしの中に息づいています。

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posted by MUNI | KURASHIKI