
日常の中で、ふとした気づきや喜びが、楽しみへと変わっていくことがあります。
そんなささやかながらも、光る瞬間をつづったスタッフのダイアリーです。
MUNIの代表的な藍色の糸-BLUE YARNで、人と人がつながり、大きな輪へと広がっていけたら、という願いからはじめました。
2019年03月25日
音楽はレコードで聞くのが好きです。
柔らかい音が心地良く、
レコード盤をひっくりかえす作業もイベント感があり楽しいです。
またその一手間かかる作業の際に様々なことに気付くことがあります。
例えば音響システムの前に敷いているカーペットの豊かな表情、夜の間接照明に照らされた表情や、朝日が差し込み輝く光沢。
手間がかかるアナログ製品は時に見落としている美しい情景を思い出させてくれます。
写真のレコードはJazzの名盤。
Billie Holidayのライブ集です。
彼女の歌声は60年以上経った現代でも魂を揺さぶり、色褪せることはありません。
活き活きとした演奏、オーディエンスの反応も熱狂的であり、
Jazzが最もヒップであった時代を鮮明に感じさせてくれます。
2019年03月18日
数年前、新築されたのをきっかけにMUNIをお求め下さったM様。
このたび2枚目のMUNIは、
ワイドな横幅のエントランスにちょうどよいサイズ感の、
ランナーカーペットを。
段差のないフラットな床のため、
靴の脱ぎ履きの目印にも、ラグは必要です。
アイコニックな幾何学デザインと、
牡丹の唐草ボーダーの組み合わせが人気のDesign No.024。
ブルーの濃淡のコントラストが、とてもきれいな一枚です。
柱のブルー、らせん階段の壁のイエローと、
ラグの藍色が美しい対比。
モダンな建築の雰囲気が、より引き立ちます。
今後使いこんでいただくことで、
表情は一層深く、豊かになっていくことでしょう。
次にお話を伺わせて頂く機会を、楽しみにしています。

2019年03月15日
新しい季節は、いつだって雨が連れてくる
恩田陸 『ユージニア』
先日の雨で梅の花もすっかり散ってしまい、アスファルトに白い絨毯を作っておりました。
桜もすでに咲き始め、春の訪れを感じます。
そんな情景を思い浮かべながらの一枚。
冬を想わせる濃い色の皮のソファも、合わせる絨毯で春の雰囲気へと変えてくれます。