
日常の中で、ふとした気づきや喜びが、楽しみへと変わっていくことがあります。
そんなささやかながらも、光る瞬間をつづったスタッフのダイアリーです。
MUNIの代表的な藍色の糸-BLUE YARNで、人と人がつながり、大きな輪へと広がっていけたら、という願いからはじめました。
2018年10月24日
今回は、MUNIの代表的なデザインであります、蓮文様が描かれたDesign No.009シリーズを敷き比べ、“色違いのカーペットによるお部屋の雰囲気の変わり方”をご紹介致します。
No.009A
・三枚の中で一番モダンさを感じる009Aを、ヴィンテージの家具や板張りの壁のお部屋に設える事で、より格調高い雰囲気になっています。
・藍地とベージュの文様の色のコントラストが強い為、No.009B/009Gの中で一番華やかな印象に。
No.009B
・コルビジェのソファや壁や棚の茶色に、柔らかなベージュが馴染み伸びやかさを感じさせ、三枚の中で一番優しい雰囲気のお部屋に。
・柔らかな中にも、藍で描かれた蓮文様が繊細さとアクセントをお部屋に与えています。
No.009G
・No.009A/Bとは異なり、藍色の濃淡のみでデザインされた一枚。
色の強弱が弱い為、三枚の中で一番落ち着きを感じます。
・現代的なコルビジェのソファと、古い家具との関係を009Gが調和させ、さらに遊び心も感じさせてくれます。
いかがでしたか。
同じデザインを同じ空間に敷いていても、お色によってイメージは大きく変わります。
皆様のお部屋へどのようなお色のカーペットが合うか、楽しみながらお選び頂ければ幸いです。
写真
上 Design No.009A
中 Design No.009B
下 Design No.009G


2018年10月11日
今日の日本のインテリアにおいて、
まだまだカーペットは、どこか脇役的な立ち位置にあるようです。
しかし実は、床は空間の中でも視界を占める面積が広く、
インテリアのイメージを大きく決める、大切なところなのです。
カーペットのある空間と、ない空間。
一枚の上質なカーペットが空間に加われば、
魔法がかかったように、その場の空気感が変わります。
さらに、MUNIが厳選したプレミアムウール、
タンヤンの良さは、あたたかさだけではありません。
カシミアのように心地よい手触りと繊細な光沢は、
使いこんでいくことで、
より一層やわらかく、美しくなっていくことでしょう。
季節は徐々に冬に向かっていきますが、
是非、カーペットのある暮らしを楽しんでいただければ、幸いです。

2018年10月08日
お客様から、クリーニングでチェアラグをお預かりしました。
長年ご愛用頂いて、パイルの毛先もほぐれ風合いよく育っていますが、注目すべきはその色。
MUNIのデザインでは珍しく、赤が使われています。
この赤色は、蘇芳という樹木の心材からとっており、
使用前は紫がかった深い赤色ですが、
染料の特性上、徐々に黄みを帯びたパーシモンレッドに変化していきます。
写真のラグの赤は、新品のラグと比べると、
穏やかで和らいだ印象の色味に
フェードしていることが、良くわかります。
この色の変遷が、何とも言えずかっこいい…!
時間をかけて初めて生まれる、味わいです。
MUNIにお越しの際は、是非、
経年変化していく楽しみも想像しながら、
カーペットをご覧ください。

2018年10月03日
私事で恐縮ですが、
先日、念願の!MUNIのカーペットを購入しました。
自分には早いのでは…?と躊躇いながらも、
大好きなデザインを使ってみたい!と、一大決心の購入でした。
家でラグを広げてみて、数日。
まだ見慣れない感じも正直あるのですが、
部屋を眺めているうちに、今までにない気持ちが芽生えきました。
(新しく間接照明が欲しいな。)
(今度、あそこの家具を別の場所に動かしてみようか。)
自分が普段過ごす部屋を、もっと居心地良くしたい!
という欲求が、MUNIを入れたことで自然に湧き上がってきたのです。
私自身にとっても新鮮な感覚で、すごく不思議だったのですが…
そういえば店頭でも、お客様から似たようなお話をお聞きしたことがあります。
あの方がおっしゃっていたのはこういうことか…!と、
ひとり大納得した休日なのでした。
これからお部屋作りを楽しめそうで、わくわくしています。